生気論とは、人の身体には物理化学では説明できない特別な力があるという考えで、生命の神秘が重要視されています。自然であり、身体恒常性機能であり、多くの人が産まれながらに持ち合わせているものです。自然治癒力が代表されると思います。傷がいつの間にか塞がりますよね?傷が治る機序を説明できる医療関係者は少ないと思います。風邪も同様です。風邪薬を開発したらノーベル賞とも言われています。(そもそも風邪に薬が必要かも考えるといいかもです。)
機械論とは、要素還元主義であり、対処療法(アロパシー)です。けっこう「これをやれば大丈夫。」と勘違いさせられます。資本階級以上の人達にとっては、労働階級の人達を医療のビジネスの対象としやすい方法の代表例ですね。根本的な解決にはなりづらいですが、多くの方がベストであると思ってしまっている現状があります。
時計が壊れたら、原因を追求し、歯車を交換するみたいな感じです。
人間の身体は複雑系であり、機械のような構造とは異なります。
国民皆保険制度では、この方法が多いです。
否定はしませんが、現実を知る必要はあります。
二つは対極な考えに位置しています。
ひとつだけ確かな事は「これをやれば大丈夫」というものは存在しないという事です。
よく勘違いされている言葉の代表例ですが、「重症化を防ぐ」というものは存在しません。
「重症化を防ぐ事を期待している。」段階のものは存在します。
あくまで「期待」です。
その「期待」には大きなデメリットも存在する事はご理解ください。
どちらが良いとか、選ぶべきとか言いませんが、全体的かつ統合的に判断し、その人にとってより良い可能性を提示する事が肝要ではないかと考えています。
いつでもお気軽にご相談ください。
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